もふさんの奮闘記

書いてみた。

読んだ本から-1 「アクセサリーを貰えない女とラベルエチュードで得た幸せ」

-「いつか別れる。でもそれは今日ではない」F

https://www.amazon.co.jp/20%E4%BB%A3%E3%81%A7%E5%BE%97%E3%81%9F%E7%9F%A5%E8%A6%8B-F/dp/4046047992

 

じっくり読む様な本ではなかったから、さらっと読み終わってしまった。キャッチーな言葉が散りばめられていて、その言葉から感銘を受けたり、解釈を広げられるのは、受け手次第といったところか。(Amazonのレビューでやいのやいの言われてたね。) 20代以下に響くのでは。

 

以下良いと思った言葉の抜粋。

「ただ好きなように好きなことをする自分のことが好きな人しかもう愛さなくてよし。」

 

この言葉は、最近の自分、最近失恋した友人達、自由気ままに生きる友人達にぴったりだと思った。

 

▪︎アクセサリーを貰えないモテない女なのは、プライドが高くて面倒くさいからかもネ。

 

先日、高価なアクセサリー男性から貰った事無いの?の一言に傷付き、惨めな気持ちになっていた。つい強がってしまうけど、一言で言うと惨め。有難い事に親戚からは頂くけど、無くすからあまり付けないし。程よい値段のアクセサリーブランドを話題にする事も今まで無かった。忘れていた、無い事にしているなけなしの女としてのプライドが傷つく。

 

燻ってるね〜。

 

では、本当に自分は高価なアクセサリーを貰いたいのか。そりゃ、貰えないより貰えた方が良いに決まっている。周りからプレゼントを贈りたい良い女だ、と思われる事は、それだけその人に魅力があるという事だから。

 

("高価なアクセサリー"って響き、耳馴染みがあるな、と思ったら、"まいったネ、今夜"の、"高価な宝石も"だ。あの歌だと、高価な宝石は持っているけど、愛だけが足りない。私は愛は足りているので、幸せ者だネ。)

 

ただ、今の自分にとって、そもそも高価なアクセサリーが贈られれる事は目標としてない。そして何よりも、貰えないという事実から、自分に魅力が無いとするのは非常に残念だな、と思った。

 

傷付いたり、ムキになるプライドの高さ、面倒くささは、自信がない人の持ち物だ。ダサい。自分の好きな事だけ見て、幸せに胸張ってろよ、と。矜持を正した。

 

余談だが、今回を機に、好きな人が丁寧に選んでくれたアクセサリーを貰うってどんな気持ちなんだろう、って想像してみたら、嫉妬とか羨望以上に幸せが心に満ち溢れた。それと同時に、種類が違うだけで、私も幸せだしな、と思った。

 

▪︎ラベルエチュードで得た幸せ

別に自分自身がお洒落でも、努力をしているとも思わないが、明治神宮前で、自分の好きなファッションに身を包んで、見てくれとばかりに歩いている人達が好きだ。

 

そんな場所を1人で歩いていて、念願のラフォーレに行けたから、憧れてたブランドで似合う洋服を見つけて、高かったけど買ってしまった。OLが着る洋服では無い。CONVERSEのプルオーバーにふんだんにレースをあしらったリメイクの一点もの。

 

その日着ていた洋服は母親と一緒に買ったもこもこで可愛いトップスだった。やっと着れる季節になったね、なんて言いながら着替えて家を出発したけれども、明治神宮前を歩いていたら、もっと強烈なのが欲しくなっちゃった。だから買っちゃった。

 

チュールが有名なお店だが、残念ながら肋骨が大きく、尚且つ太腿の外側、腰骨が張った私の骨格、体型ではチュールのワンピース、スカートは履けない。痩せてたら履けない事は無いが、痩せてた頃からずっと好きで、ただ、ずっと似合わなかった。

 

今回はそんな自分でも着られると判断した可愛いお洋服。あぁ可愛い。買ってしまった。

 

我慢できず、その場で着替えて、待ち合わせに向かった。最高の気分である。可愛い。可愛い。可愛いが止まらない。はぁ、幸せ。

 

先日一目惚れした、チャイナボタンのデニムジャケットと合わせる。オーバーサイズのジャケットにワイドパンツ。周りから見たら、チビがダボダボの洋服着てるだけなのだが、自分史上最高にイカしてる。

 

ドキュンとハートを撃ち抜かれた洋服を買うのと、本番前に衣装と舞台メイクで写真を撮りまくるのは、同じ位幸せ。

 

そしてその幸せはなかなか醒めない。

 

好きな洋服を着てルンルンな自分が好きだ。最高である。無敵。誰にも勝てないよ、この輝き。

 

24歳になったら、結婚したいと思って貰える様な穏やかな清楚な家庭的な包容力のある人になりたいと思っていた。ならなきゃいけないと思ってた。

 

でも、外見の無害さ、人当たりの良さと、内在する気の強さとのギャップで、大概上手くいかない。(愛する強い女達は面白がってくれるけど)

 

だったら、自分の好きを全面に出してしまえ。元の性格を変えるのは難しいし、好き、も、譲れない事も、譲りたくない。

 

詳しくない拘りの無いアクセサリーが貰えないから拗ねてるより、多少偏ってても好きを笑顔で話してた方がきっと絶対良い。好きについて全力な姿を面白がってくれる人が良い。

 

「ただ好きなように好きなことをする自分のことが好きな人しかもう愛さなくてよし。」

 

トップYouTuberも同年代だし、アイドルも同年代だし、好きにやって良いよね。

 

面白がってくれて、そして自分も尊敬できる人に出会えたら、最高に大切にするよ。(今の私の友人達だな。