もふさんの奮闘記

書いてみた。

しがないヲタク的 俺にしかないもの - 未整理である事

閑也君にしかないもの

 

円陣の時にカメラを回す様な、分かりやすい、閑也君らしさ。に一歩踏み込んで、考えてみた。

 

閑也君の分かりやすい好きポイントはこちらで纏めてあるので。

https://mofumofum.hatenablog.jp/entry/2020/07/31/025011

 

●自分自身の事が分からない事

勿論各メンバー葛藤を抱えていて、それを垣間見せてくれる。傍から見たら完璧人間ののえるさんだって、トラジャ担から見たら、恐ろしい程"人間らしい"人間だ。

 

ただ、完全に個人的意見だが、己の葛藤、弱みを自身の中で明確にした上で、そこを明らかにしているメンバーが多い様に感じる。

 

正解は分からないかもしれない。成果に対して自信を持てないかもしれない。だけど、やってる事、やれる事を信じて、それを明らかにしたり、言語化したり、見せずにいたり、そんな印象を受ける。

 

そんな中、比較的未整理で、時として不安に飲み込まれる閑也君。その姿さえも武器じゃないかなと思うんだ。

 

●成長中の姿が生む共感

ちゃかちゃんがダヴィンチで言っていた、「未完成さもエンターテイメント」「ファンはそんな成長の余地にBETしてくれてる」

 

成長の過程を見られる、アイドルのファンとしての醍醐味の一つ。

 

パフォーマンスやファンサ、ビジュアルといった形になったモノ、だけではなく、その過程の葛藤に惹かれる。少なくとも私は惹かれた。

 

前回の某番組の某曲で脚が動かないと言って、半泣きで自分の脚をげんこつで叩く姿を見て、私はこの人が推しだと分かった。

 

何度も私も鏡の前で泣きべそをかいたから。

 

これはダンスと向き合ってきた中で生まれた共感。前回の某番組では、各メンバーの踊りに対する葛藤も描かれていて、一つ一つに深く共感した。

 

●"自信の無さ"という共感

話しを戻すと、前項で伝えたかったのは、共感というのは、人の行動を変えたり、誰かの事を好きにさせたりする、大きな人の心の動きである事。

 

昨日の視聴後、兎に角不安そうな姿に心が乗っ取られた後、冷静になると色んな感情が見受けられた。

 

こんなに声を大にして愛を伝えてるのに、届いてなくて悲しい。や、自信持って、等。彼の低い自己評価が明らかになる度に、見受けられる言葉たち。

 

一方でかなりの数を見かけたのは、自分も自信が無いから、その辛さが分かる。という声。

私自身もそのうちの1人だ。

 

事実私は、直近の自信の無さを省みる良い機会になったし、フォロワさん方のそれぞれの自信がなかった時代の話も目にした。

 

●その共感は多くの人を救うと思う

"自信の無さ"という共感は、多くの人を救うと思う。

 

ステージで輝いてる姿を見て、

自信がない自分も誰かに輝きを届けられるかもしれない、とか、自信が無くて苦しいけど、頑張ってもがいてる姿を見て、自分も頑張ろう、とか。

 

実際人は凹んだ時に、同じ様な経験があった人の話を聞くと、また頑張れる、という希望や勇気を貰えたりする。

 

つべこべ長く書いたけど、高嶺の花が近くまで来て、溢してくれる様な、それでいて希望を与えてくれる、"ユニークな" "独自性のある" アイドルなんじゃないか、と。

 

●一視聴者としての余談

そして、これは少し話しが変わるが、すっごく俯瞰した物言いをすると、

 

そんな彼がグループの中にいる事で、彼とメンバーの言葉の応酬という、また "トラジャらしい" お互いの "見守るスタンス" や 信頼関係という、"ユニークな" 一面を目に出来ると思う。

 

事実彼を通じて、トラジャのリーダーの、リーダーとしてのスタンスを目に出来た訳だし。

 

●つーちゃんの言葉でそう思った

話を戻すと、今までの言葉は全てファン目線だけど、アイドル内、後輩にとっても、"未整理な状態である" 閑也君が活躍している姿を見られる事は大きいんじゃないかな、と思う。

 

つーちゃんの "自信を持っていいのにと思った。だけど僕も自信が無いのは一緒だった。" から、思った事。

後輩から年長者に対して、特に年齢が低いうちは、話しかけるハードルは高い。

だけど、同じ弱さを共有してるからこそ、安心感があったり、近くにいて、より素敵な部分を眺める事が出来、

自身に弱い部分があっても、同じ様に輝ける日が来るんじゃないか、と、希望を持つ事ができるんじゃないかな。

 

はしもっちゃんやつーちゃん、近くにいてくれて、じっと見てくれている後輩だけで無く、沢山の後輩がからかいに来るていで、閑也君の輝きを沢山摂取してるんじゃないかな。

 

●年下から手を伸ばせる存在である事

これは完全に持論で、尚且つ自身が心掛けている事として、誰からも話し掛けられ易い存在である事。これは、話し掛けられる人が沢山いた方が色んな話が聞けるから面白い、というだけなんだけど

 

組織の中に1人、特に後輩から声を掛けられ易い存在がいるというのは非常に大きな事だと思う。

 

礼儀正しくて、パフォーマンス力も高い。いくら可愛らしかったとしても、スキルが高ければ高い程、後輩からは声を掛け辛くなる。

 

そんな中舐められてる、自覚がある程声を掛けられ易い。つまりトラジャの一員として、後輩に接する機会が多いという事は、

トラジャの輝きや良さを背中だけでなく、正面切って伝えてあげられる存在なんじゃないかな、と思った。

 

実際に後輩の相談に乗ったエピソードは沢山ある。

私の中ではラウールが相談したエピソードが印象深い。あのセンシティブなポジションに行く前に相談したという事は、それだけ安心感のある先輩だったという事だろう。

 

往々にして、"ジャニーズとして" "アイドルとして" という言葉を使う閑也さん。

その"後輩からの手が伸ばし易さ" が、"ジャニーズ" の "アイドル" の在り方を伝えられる、後輩をブーストできる、大きな力なんじゃないかな。

 

そしてその姿が堪らなく、いち人間として格好良くて、一ファンとしてとても魅了されている事だから、

 

そのちょっと自信無さげな姿だったり、後輩からの話しかけられやすさ自体が、独自性だったり、武器だったりするんじゃないかな。