目次
・ヤングシンバ
あらまし+注意事項 / 紹介タイム / 早速想いを馳せ始める / ヤングシンバの感想 / トップである事の再確認
・ライオンキング全体の感想
ナラとシンバと / パペットと人と / 兎に角豪華な演出 / 豪華・ロングラン / 植物・人間が演じる美しさ / 群舞の迫力
・その他
エンタメ言語問題 / 鬼の余談タイム
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エンタメ好きジャニヲタ、劇団四季強化シリーズ2回目!(勝手にやってます。
次月はアラジン観に行く予定。感染対策万全の上で、GWの御予定に、お勧め。
因みに前回は、四季オリジナル作品のロボットインザ・ガーデン鑑賞👇
▪︎あらまし+注意事項
エンタメ好きお姉さん2人に、「如恵留君の過去に想いを馳せに行かない?」と誘って、ライオンキングを観に行きました。
※ エンタメ好き人間として、劇団四季を観る一環として、ライオンキングを選び、鑑賞を楽しみつつ、如恵留君へ想いを馳せた記録です。
如恵留君の担当じゃないのに!と気になさる方、申し訳ございません。
(四季の方にのえさのを、トラジャ担に四季を布教しようとした結果情報量がてんこ盛りですよ(いつも
※ taken by お姉さんのお写真をお借りしました。
【注意】後半に淡々と鑑賞記録を書いています。感動ポイントがかなり細かいので、まだ観た事が無くて前知識無し(特に演出面)で鑑賞されたい方は、前半のみ(半分位自分語りすみません。)をご覧下さい。
▪︎紹介タイム
ジャニーズJr.を、ご存知ない方向けに説明すると、過去にTravis Japanの川島 如恵留君と、Aぇgroupの佐野昌哉君は、ヤングシンバ役として、ライオンキングに出演していたとの事。
(偶々当時入られてた方に、見せて頂いた過去パンフレットの如恵留君、めちゃかわでした😭)
【ご参考】如恵留君と佐野君の美しい歌声が公開されているので、是非。
(追記: 2020年、2021年のEndless Shockに出演していた高田翔君初め、その他にも過去にヤングシンバを務めたジャニーズJr.の方々がいらっしゃるそうです。)
▪︎早速想いを馳せ始める
大賞結果発表回 (2021.03.22発売) のMyojo、メンバー1人1人がアイドル論を語る中、如恵留君は、「子役だった俺が(略)見てもらいたかったから。」と言った、言わしめたヤングシンバを、観に行ってきた...訳です...
(詳細は👇をチェック。dマガでも読めるよ👍
如恵留さんの "1番になりたい" "沢山の人に観てもらいたい" と言う気持ち。その気持ちが故に武器を沢山身に付けた青年川島如恵留。それを溶かした松田元太。あぁ...何という素晴らしきストーリーよ...(おおっと話が逸れました。
(参考)
(筆者も中高時代は、1番じゃなきゃ嫌だ、と尖りまくっており、また、大学で多才な方々に揉まれたので、如恵留君の武器を身に付けたかった期は、どうも心が動かされて仕方が無いのです...
▪︎ヤングシンバの感想
話を戻します。
ヤングシンバ...めっちゃよかったです。(最高のエンタメを前にすると人は、ボキャブラリーが乏しくなります。)(そう。お恥ずかしながら、ライオンキング初鑑賞。(ミュージカル好きにあるまじき。(最近気付いたが、私が好きなのはショーらしい。(でも勿論ミュージカル好きだから、今勉強できて嬉しい。(好きを宣言すると周りが色々教えてくれる。(また話が逸れた。
話を戻します。
一幕の殆どを占めるヤングシンバ。お腹から出るハッキリとした台詞 (表現のクセ) 歌い続ける体力。(体力は大事) 生き生きとした表情。無邪気かつ恐れを知らない子供らしさ。アクロも混じった(様な?)ダンス。そして何よりも天下の劇団四季、自分の何倍も生きてきた大人達の真ん中で、堂々と演じる度胸。(本当にこれなのよ。観てる側からは当たり前に感じるけど、沢山の人の注目の中、ステージの真ん中で堂々と演じるのは大変だからね。) どれをとっても、どう考えても、トップ子役。日本のトップ子役。もうどうしようも無い気持ちになりました。
▪︎トップである事の再確認
あぁ、川島如恵留と言う人間は、幼少期からトップに居たんだ。そんな彼の才能を、彼がアイドルと言う道を選んだが故に、日々享受出来る幸せ。
着用服でリアコを感じる自担とは、また違った種類のしんどさ。
(参考)
アニーのオーディションで主役を勝ち取る子、セブンティーンやニコラの新モデルとして登場する子、ビリーエリオットでビリーを勝ち取る子、客間で踊るクララなんだ。と。(筆者幼少期〜学生時代に感じた選ばれし者と言えば、を羅列しただけです。
当時自分自身もオーディションに挑戦した中で、TVに流れるアニーのオーディション風景は、衝撃的でした...あぁ、今は無き、青山劇場...(ここから子役が好き。
日々眺めているので、日本トップのオーディション、その後の厳しい競走を勝ち抜けてきた人達だ、という当たり前の事を、少し忘れていた様な気がしました。
遠く遠く離れた世界にいる、才能と努力の26歳。はぁ。芸能界でパフォーマンスをする方々、本当に尊敬。私もしっかりしなきゃ、なんて...。
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ここからは淡々とライオンキングの感想を書いていきます。
▪︎ナラとシンバ
ヤングシンバの良さは先述の通り。大人になったナラ。二幕の途中から登場するナラ。凛とした姿。響き渡る歌声。本当に格好良かった...。あっさりうっかりナラ担になるところでした。(後で俳優さんのお名前拝見しよう...)
シンバ。一幕の最後で登場する成長したシンバ。一幕の最後突然の客席中の拍手は、シンバ登場の為のものでした。バレエくるみ割り人形で、金平糖の精が登場する時の拍手(バレエプリンシパル登場時の拍手)を思い出して、最高に気持ちが上がりました。
プライド・ランドに戻る事を決めた(時かな?)の、シンバの力強い歌声。私自身ダンス出身の為、常々感じる自分自身の歌声や音楽への疎さを飛び越え、心が震える経験でした。
↓⚠️以下詳細記述の為、前述の通り注意
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▪︎パペットと人と
兎に角演出の豪華さ、何重にも渡る構造に感動させられっぱなしでしたが、特に印象的だったのが、役によって、衣装の構造が違う事。
【面無し】ヤングシンバやラフィキの様に全く面を付けない役。
【面】
シンバ、ムファサ、サラビの様な"象徴"的な面。
ハイエナの様に兎に角、目も口も、多くのパーツが"動く"のが印象的な面。
その他のハイエナや、ヌー、サークルオブライフの動物達の様に"シンプル"な面。
・可動域では、スカー > ムファサの面なのは、何か理由があるのかしら?スカーは感情の揺れ動きが印象的なのに対し、ムファサは王として堂々たる風格故、そこまでぐわんぐわん動かないのかしら、、、
・ムファサがヤングシンバを叱る際に、面を置いた事から、ムファサの面は王としての象徴なのかしら。ヤングシンバと2人きりの時は、王としてではなく、父として腹を割って話すと言う事から、面を置いているのかしら。
【人形】
生まれたばかりのシンバ、川に落ちるティモンの様なザ・人形。
命が宿っているかの様なティモンやザズーの人形。
【機構の様な】はたまた、象やキリン、プンバァの様な大きい動物は、鎧を着る様な、機構に入る様な衣装。
▪︎兎に角豪華な演出
序盤のサークルオブライフは勿論の事、ヌーの大群の表現の仕方が本当に凄かった。ステージという限られた空間の中で、どの様に"大群"を表現するのか疑問に思っていたが、それこそ多重構造。
舞台奥、まだヌーが遠いうちは、構造物から小さいヌーの人形が段々前へ繰り出されて行く。
ヌーの大群が近付く事を表現するのは、手に人形より大きなヌーの面を、二つ持つ演者。何故、二つ面を持つのだろう、と疑問に思った最中、更に大きなヌーの面一つを持った演者が舞台最前列に表れる。
ヌーの大群が近付くという表現を、構造物と演者。更に演者の持つ面の大きさによって、三段階に表現するという拘りに、言葉を失った...
最前列、演者の上半身が隠れるかと言う程の大きさのお面。お面そのものの迫力だけでなく、演者がお面を持つ腕にヒットを効かせる事で、更に、その勢いよく迫り来る様が強調され、圧倒される。
ヌーの大群が兎に角印象的だったが、一幕に初めてハイエナの巣窟に迷い込むシーンにのみ、床から勢いよくスモークが噴き出したり、プンバァのオナラの臭さを表現する為(?)に、床から生えるサボテンのバルーン(臭ささでしなしなと折れる)等、
一回だけ、何か一つの形容詞の為だけ、に使われる装置が散見され、なんて贅沢かつ豪華なんだ、と心を動かされました。
また、恐らく装置転換や衣装替えの間に登場する影絵も精巧で、とても美しかった...
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ここからは下は、ただの感想ですね。
▪︎豪華・ロングラン
それと同時に最近読んでいる宝塚の経営学にて、記述のあった、舞台装置という初期・設備投資をロングランによって減価償却するという話に、深く納得した。
どんどん脱線してしまうが、ロングランというものは、上記の通り興行側にもコストの観点から。また、ロングラン=長い期間手を伸ばしさえすれば、上質な"生"のエンターテイメントを、沢山の人に届けられるという、文化的な観点からも合理的な仕組みなんだな、と感じた。日頃何気なく捉えていた"ロングラン"と言う言葉を、改めて認識する良い機会になった。
▪︎植物・人間が演じる美しさ
知ってはいたけれども、やはり目の前にすると印象的だったのは、序盤に登場する頭上にサバンナの草を冠する方々。観に来ている子供達からも、その出立ちから一瞬どよめきが。しかしながら、すぐに会場は静まる。
そのシーンだけでなく、植物を人間が表現するシーンが劇中に多々登場する。所謂"賑やかさの表現"に止まらない、サークルオブライフに参加する動物と同様の扱いだ。それだけ"植物"そのものが、命の連鎖の一環として、重視されているという事なのか、劇中の中で重要である事がとてもよく分かる。子供達がすぐに静まったのも、無意識に、その重要性を感じ取ったのではないか。
鑑賞中、そもそも動物や植物を人間が演じるという事について考えていた。何故生身の人間が、映像でなく、生で演じるのか。それは、生身の人間という不安定な者(勿論高い歌唱舞踊技術を持ち、披露する。)が、表現するからこそ、生まれる動物や自然の躍動感、"生"感が、人の心を動かすのではないか、と思った。
植物の衣装を見に纏った演者がアラベスクする影。最高に美しかった...。
▪︎群舞の迫力
前回も書いた様に、何となく四季の演者の方々のダンスは歌い踊る関係性で、重心が真ん中にあるなぁ、という印象で。
超一流エンターテイナーが思う存分飛んだり回ったりする姿、見てみたいなぁ、と内心思っていた...ライオンキングで、見れた😭
ハイエナの群舞、メスライオンの群舞、ハイエナvsメスライオンの交戦。...滅茶苦茶格好良かった...😭
メスライオンの方々の呼吸するかの様に、爪先が側頭部に到達するバットマンの美しさ。軽く捌けて行くなぁ、と目線を向けると、180°のグランパドゥシャ。
パドゥシャは猫のステップなんだから、ドスン何て音はしないのよ、軽やかに!
バレエ少女時代を持つ人は誰しも皆一回は聞いた(と思ってる)台詞。
どんなに軽やかに飛んだって、トゥシューズが床に着く音はするもんだと思っていた中で、猫科メスライオンの、最早風景に紛れ込む、軽やかどころでは無い、エアリーなパドゥシャ...
ぁあぁあぁあーーーー美しかった。
ハイエナ vs メスライオン のシーンだけの為に、後5回は観に行きたくなりました...ふぅ...取り乱しました。
演者の方々の感動ポイントで言うと、勿論歌声やパペット・装置の操り方もそうですが、個人的には衣装・メイク替えが...
恐らくキャッツ程では無いと言え、かなりガッツリ施しているであろう各担当動物のメイク。それらを応用してなのか、全替えしてるのか、実は全く変えていないのかは分からないのだが、少なくとも観客からはまさかハイエナやヌーを演じている人が、その他の動植物を演じている様には思えない変わり様だ...
果たして1人何役位担うのだろうか。(あり得ないが) 実はとてつもなく大きなカンパニーで、1人1役のみではないのか、と言った幻想は、恐らくオールキャストであろうエンディングのサークルオブライフで打ち砕かれる...
これが...四季か...と終始唸らされていた...
▪︎エンタメ言語問題
翻訳ものだとやはりしっくり来ない。であったり、アイドルが、英語を喋れないと歌えないと世界で通用しない、等、エンタメにはかなり幅広い分野において、言語の壁問題は大きいと感じている。
しかしながら、英語が分からない日本人も洋楽を聞いたり、K-POPをきっかけに韓国語を勉強したり、案外言語は関係無いんじゃないかな、とも思う。
とは言え、やはり今回もCan You Feel The Love Tonight が、愛を感じて、か、と思った一方、早く王様になりたい、に関しては一切違和感を覚えなかった。
これについての理由は自覚している。東京ディズニーランドの大好きなアトラクション、ミッキーのフィルハーマジックで、「はやくーおーさまにっ、なりったーい」と何回も聞いているからだ。
何が言いたいかと言うと、英語が原作のミュージカルを日本語に翻訳すると違和感を覚える問題(長い)については、勿論曲調の問題もあるだろうが、結局はどちらの言語でより多く聞いているか、というだけの話な気がしてきた。
Circle of Life 歌い出し冒頭にて、ヤーーーツベンヤーーー(筆者にはこう聞こえる)から始まるあのフレーズ。
CM等でよく聞く為、それがアフリカの言語ズールー語(と言うらしい)であっても、元から刷り込まれているし、そもそも殆どの人がズールー語を知らないから、(歌詞の示す内容を調べた人を除き) 誰もがただその歌声や音の響きに心を動かされるんだろうなぁ、と思った。
(言語の壁問題はどうも上手く纏まらない。
(歌詞を一応持ってきたが、公式っぽいのが見つからず、JOYSOUND/企業が出しているものを)
▪︎鬼の余談タイム
最強に余談だが、このCircle of Life、大西ライオンさんがやっているのかと思ったら、大西ライオンさんは、「しーんぱいないさー」の方でした。とは言え、彼もライオンキングの普及にかなり貢献していると思う...四季側の当時の彼への見解が気になるな...調べたら出てくるんだろうけど...
刷り込みの都合上、今回初めて「しーんぱいないさー」を聞いて、あの(大西ライオンさんがやっていたネタの)!と、感動してしまったもん...
ネタの動画探してたら、公式ありました。まさかのオリコンさんのBerryz工房 (ももち!!) のシングル発売記念イベントの、ゲスト登場...何か色々すごい...(7年前なので、2014年だそうです...流行ってたのは、あの頃だったのか...(そして、意識してなかったけど、オリコンもYouTubeあるんだね...
そして何と、大西ライオンさんのネタを探してたら、謎のシンバがホームルームに参加している公式映像に辿り着いた...面白過ぎるが、これは一体何だ...何の一環で作られたんだ...??
四季の公式YouTube、色んな面白くて魅力的なコンテンツが多いので、再生リストから探せると布教しやすいな、と思う。
シンプルに11年前からYouTube活用してたんだ...と思ったけど、11年前って2010年か...確かにその頃からYouTubeはあった...だけど、今のはじめしゃちょーや、フィッシャーズや、東海オンエア等、今のトップYouTuberの活動開始より前に当たるんだ...エンタメ企業ってやっぱ凄い...
大西ライオンさんも、YouTubeやってるみたいなので、是非、、、(?)(何の布教?
チャンネル名どうやら、大西ライオンの「ゴル配ないさ〜♪」らしい。千鳥ノブさんゲストに呼んだり、結構がっつりゴルフやってるみたいなのだけど、YouTube上では、スマホだとどこ見てもチャンネル名が見切れてて、正式名が分からず、悲しくなった...
以上 (だから何のブログ?