もふさんの奮闘記

書いてみた。

一般人とアイドルの15年 - 3/22 第二章の始まり

15周年LIVEを見ました、、、

KAT-TUNが15周年である事を知ったのは、2月27日。演出の華やかさ、3人の格好良さ(、ヤン片の素晴らしさ)は勿論の事、それ以上にやっぱり15年を感じてしまうLIVEでした。

 

▪︎あの頃

だって、Real Face世代だし、ごくせん世代だし、修二と彰世代なんだもん。あの時、小学校の高学年だった。当時私はバレエと勉強漬けで、そんな私だけど、「ギリギリでいつも生きてたいから」とがなって喉を痛めた記憶も、青春アミーゴを休み時間に永遠に歌っていた記憶もある。ごくせんは、正直ジャニーズはあまり記憶に残ってなくて、成宮君、徹平ちゃんや、小出恵介の印象が強かったのは置いておいて。

片田舎で優等生をやっていた、あの頃。ヤマンバにルーズソックス、スクバだったあの頃。不良が格好良かったあの頃。田舎の地元は確かあまりに治安が悪くて、怖くて、荒れてて、私立進学を選んだんだっけ。でも荒れてたのは、一個上までだったみたい。"地元"という言葉がよく似合う"地元"だ。

それ以外のジャニーズの記憶はJUMP位。探偵学園Q。兎に角皆、山田か知念が好きだった。後は妹が小学生の頃から好きだった嵐。そう、本当に2020年1月末まで、それ位ジャニーズに触れてこなかった。

そんな私も聖の件がワイドショーに取り沙汰されている記憶はある。怖いな、と思いつつ、怖い様に取り上げられた聖はどんな気持ちだろう、と胸が締め付けられた記憶がある。

 

▪︎15年

15年というのは、不思議な時の長さだと思った。10年だと既に倍生きている。20年だとほぼ人生。25年を迎えたV6は解散するらしい。15年。離れてたけど、確かにあったあの頃。バレエと勉強以外殆ど何も興味がなかった私でさえも、KAT-TUNという名前を何度も口にした。アイドルとファンでもない一般人と言うかけ離れた存在にも、皆平等に15年と言う月日は流れる。

 

▪︎地元の記憶

別に悩んでる訳ではないが、今更自分自身のキャラというものを考える。温厚に見えるらしい。温厚でありたいと思っている。でも誰かと付き合う度に、何かに熱中する度に、気性の荒さを自覚する。

先述の通り、割と身に危険を感じていた幼少期だった。ここから出なければ、と思っていた。そんな事を、この間、Jr.の方関連で、ドラマや少年漫画を見て思い出した。

あぁ、あの頃見てたのがKAT-TUNだったな。自分の心、お帰り、地元へ。なんて思った。

仕事も早く荒く、性格もかなり男勝りらしい。美容師さんには、性格と髪型を合わせろと言われた。hyphenを自称して似合う人に、なれるかしら、なんて思った。

 

▪︎なんでこんな事になったのか

人には人のタイミングがあると言うが、きっとそんな幼少期を思い出す時期であり、そんなヒリヒリ感を感じたい時期なんだ。だからKAT-TUNとまたこうやって向かい合ってるんだ、と思った。

昨日のLIVEを見るまで、ヲタク脳で、あぁ亀ちゃん可愛い、餅。あぁ中丸君可愛い、お鼻が可愛い。上田君可愛い×5億乗、位に思っていた。

だから、ゆるゆるとした前夜祭はそんなイメージぴったりで、嬉しいな、楽しいな、とニコニコ笑って見ていた。だから、hyphenの方々が、KAT-TUNのこんな姿を見られるなんて!と興奮するのに、違和感さえ感じた。

LIVE幕開け、二曲目、UNLOCK。片脚に重心を乗せ、マントを翻す、上田竜也。鋭い目線を放つ、ヒリヒリとしたオーラを纏った彼は、上田君でもタツヤでもなく、紛れもなくKAT-TUN上田竜也だった。

はっと目が覚めた。お前が見てるのは、KAT-TUNだぞ。馬鹿野郎。KAT-TUNは3人になっても、変わらず危険で鋭くて、妖しくて、赤黒い緊張感を漂わせていた。何故か全身の力が抜けた。

トラジャが怖がるスノウマンが怖がるキスマイが怖がるKAT-TUNだもんな、、、と思うし、宮舘涼太が崇拝して止まない亀梨和也だもんな、とも頷いた。

 

▪︎ここ1年

この1年間 Jr.を見てきた。結成9年目。未だデビューせず。9人が5人になり、7人になったと思ったら、2組に置いてきぼりにされた、そんなグループ。そんなグループが私にとっての、ジャニーズの入り口だった。先述した通り、とても良いタイミングで好きになれたと思う。デビュー置いてきぼり、事務所に干されてる干されてる言われてるところから、ドル誌全誌に載る様になったあたりだった。(今では信じられないけど、ポポロに載った!!!という事だけで祭になっていた。落ちた直後にduetの表紙に決まったものの、その時はまだドル誌の表紙はWUのみしか経験していなかった。少クラもギリギリ毎回呼ばれる様になった時だった。) もう僕達は前を向いて、一つ一つを。と言うところだった。悔しくて、死にそうで、ひっくり返ったのは、私がファンになった頃には過去だったんだ。(大賞の結果が散々だったのは、胸が苦しかったが。)

3人とも口々に、目の前の事を一つ一つと言っていて、アイドルはどんなに大物になっても、アイドルでなくても、どんな仕事でも一つ一つの積み重ねの先にしか未来はないんだ、と自戒の念を抱いた。

 

▪︎アイドルの15年

 Jr.担として沢山の大切な友達も出来、メンバーも活躍。そんな中迎えた3/22。前の記事で書いた通り、私は最高にハッピーな気持ちで、当日を迎えた。銭湯でお酒を嗜み、ほろ酔い気分で帰宅。前夜祭を終え、程なくして日付を超えると、各々のアカウントから溢れる15周年の祝砲。

ステージに立つKAT-TUN。実はじわじわ分かっていた。15周年という言葉に付き纏う密かな緊張感。15周年、おめでとう。そんな言葉の裏に、今まで周年をきちんとお祝いできた事がなかったから、という思い。日付を変えた瞬間も、HPの丸は3つから6つになり、hyphenが含まれた。

TLにもワクワクだけでない、一種の覚悟が感じられた。

明確なタイミングは覚えていないが、本番中もFlashbackの前にも、とある曲(歩道橋かな)のパフォーマンスではっきりと感じた。

新生Travis Japanが生まれた2017年、KAT-TUNは充電中。あぁ、私がKAT-TUNという言葉を意識しなかったこの期間、KAT-TUNと hyphenはずっと色んなものと闘ってきたんだ。そこで残った大切な大切なものが、15周年という形なんだと。

涙を流す彼らを見て、"渦中"なんだと。

いつからだろうか、初めはピンと来なかったRoar。主題歌となったレッドアイズもかなり重い話だったと聞く。曲中ずっと流れるピアノのタタタンという音。3人のハーモニー。高音。3人の経験が故に生まれた美しさ、儚さ、繊細さを表現した楽曲に思えてきた。

 

▪︎ここに来てこの人達を愛した理由

今まで歳上の方と関わるのが得意ではなかった。可愛がって貰う事はあれど、人間関係を築いて行く機会が少なかった。昨年ヲタクを始めてから、気づけば周りに歳上のお姉さんが増えてきた。すごい嬉しかった。本当にどうすれば良いか分からなくなってしまった時も、近くに人生の先輩がいるのが凄く心強かった。

それと共に大人たるもの、動じる事なくスマートに生きなければいけないという、思い込みから解放された。

今まで30手前の歳上男性が良いと思っていた。しかしながら、自分よりも10個以上離れたこの3人を愛する様になって、少しは大人になれたのかな、なんて思えた。

今も傷つきながら、輝きを放つ彼らを見ていると、いくつになっても、悲しみ苦しみから解放される事なんて無いけれども、それらを纏った色気のある大人になれるんだ、と癒された。偏に、3人は美しかった。

 

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胸につかえる様な大きな感情を言語化できた。

最後に一言。抜けたメンバーの衣装を切り刻んで纏う事によって、消化したんだ。と言う言葉を見た。3人にとっては、長い長い手術だったんだな、と思った。

 

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以下からシンプルな感想。思い出した順に書くから順番ぐちゃぐちゃだと思う。

(演出)

壁を打ち破って登場する上田君。SixTONESの出てき方だ!本物だ!と思った。笑

海賊船も上から吊り下げられる檻も、上下にあるKAT TUNの文字も、海賊船にある人魚も蔦も全てが本物だった。あーこれはテーマパークに来てしまったな、困ったな、最高のエンターテイメントだ、、、と頭を抱えた。レーザーも本当に本当に本当に本当に凄かったし、どの曲か分からなくなってしまったんだけど、(desire?)ドライアイスのソファみたいなのもとても良かったし、三角のアーチもめちゃめちゃ可愛くて好きだった。

(ヤン片)(ヤン片だけ別枠)

勿論ヤン片は最高だった!!!!既にTwitterでも書いたが、バックがどこぞのおじさんなのも最高だし、ドクロマークのフラッグだし、谷村だし、めっちゃハートしてた😭  Jr.も皆輝いてた、、、出てた無所も半分は分かる様になってしまった()

(曲・パフォ・他)

曲は、冒頭のReal Faceでノリノリになった後、今回のカップリングが来るまで基本先述のバカデカ感情に包まれていた。恐らく終盤のメドレーが指し示す意味を早く知りたい、、、天狗のくだりも、グッズのくだりももっと見たかった、、、あと一瞬パプ丸って言葉が亀ちゃんの口から出たの聞き逃さなかったよ。中丸君うさ耳ありがとう。

DesireからJr.紹介までの流れがとってもかっこよかった。兎に角テンポが良くてどんどん次の曲に行くから、一曲一曲丁寧に聴きたいなと思った。Fly like a ROCKETが兎に角かっこよかったな〜なんか、は〜この人たちは最高にイカした人気者だぜ〜と思って見てた。SADISTIC LOVEもめちゃめちゃ亀ちゃんかっこよいな〜と思って見てた、、、Le Cielはよく上田君の姫時代の映像でよく見てたんだけど、凄い特徴的な曲だな〜と思ったし、ドンエバは合唱した。(Impactorsで聴きすぎ) One dropもうみちゃんがやってたから嬉しかった。D-MOTIONもフルで聴きたくなった。笑 HELL,NOもかっこよかった、、、

 

▪︎第二章と書いた訳

正直 Jr.の方割とくたくただったんです。他のメンバーの個人仕事に気持ちが落ちてリアタイ出来ないけど、感想見るとやっぱり良いっぽくて、課金して見て。本当に良くて自分の過去に重なったり考えさせられたり。心の動きが激しくて。後は、まぁ半分趣味で布教や要望を色々作ったら、アンチ多分ついてるし。あーーー疲れちゃったナーー。KAT-TUNさん楽しいなーーアーーーーー。って、KAT-TUNさんに寄りかかる様にいずれは比重が入れ替わるんじゃないかと。

スノも見てはいたけど、周りがいるから、自分から積極的に情報収集してなくて、積極的に関与してったのは、 Jr.とKAT-TUNだけだったから、これはそういう時期なのかなと一瞬思った。

前夜祭が終わった。明日は Jr.の方で出演あるけど、それまではKAT-TUNの幸せに包まれようと布団に入ったら、 Jr.の方で表紙が決まる。興奮に包まれながら、なんとか寝付いて、起きて、また、お祝いTLを眺める。海外のプロジェクトに涙を流す。またどっぷりと幸せに浸る。出演は録画で良いかな、LIVEが終わるまではKAT-TUNの女、と言い聞かせてブラウザを閉じる。

夕方衝撃の一報。ずっと要望を出してた個人仕事が決まった。KAT-TUNに浸ろうかと頭によぎったその時に、まるで強い力で俺、これからなんだよ、今実ってきたんだよ、見てくれよ、君達が動いたからなんだよ、と確かに言われたんだよ。

あぁ、2章が始まったんだなと思った。1人を残して、他のメンバーの個人仕事が決まる中、泣きそうな気持ちで呟いてた日々。他のメンバーの個人仕事ばっかで気持ちが追いつかなかった時もやるだけやってよかったと本当に思った。泣くだけの日々は終わり。これからは、積み上げていく日々だと。

 

これからも Jr.を応援するし、KAT-TUNもhyphenも完全満面スマイルではしゃげる日まで、私は一緒に楽しみ続けるよ。