自分語りです。考え詰めた半年間だったけど、ヲタク・自担・自軍・エンタメに救われて、本気で生きようと現時点で行き着いた先が、エンタメに関わってみる、という事でした。
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フォロワさんに恐ろしかったよ、と言われる位昨年夏から秋にかけて、心配を掛けました。合わない仕事だったのに、かなり厳しい環境で、ポッキリ心が折れました。本当に生きてる意味が無いと思って逃げ出せたのは、何回も言うけど閑也君のおかげで。
小学校高学年の頃からキャリア志向を強く持っていたと思う。バレエか?勉強か?勉強だ。と思って勉強をしてきた。だから、自分が望む環境の会社に入れた時、仕事で上を目指す事なんて言うまでもなく当たり前で、後考える事は結婚くらいだと思っていた。
そんな私が会社を休んでしまった。何があっても会社だけは来い。来れなくなったら終わりだ。新入社員時代、先輩から言われた言葉。当時2年目だった先輩も、病んで休職を余儀なくされる社員を見て、思うところがあったんだろう。
本当に終わったと思った。でも実際には終わってなんかなくて、沢山の方のお陰で会社に戻れた。でも、それでも、仕事で頑張るという事自体が怖くなってしまって、必死で他の事を探した。でもうまくいかなかった。
どう生きれば良いのか分からなかったけど、TLには人生の先輩が沢山いた。まだ自分は若くて、未熟だと思った。捕まえては話した。自信が無い時に閑也君のROTがあった。結局ヲタクでしかなかったし、ヲタクが支えだった。
とりあえず考えてみても納得のいく回答は出なくて、ヲタクしかなかったから、一生懸命ヲタクを楽しんだ。ROTの最終回を見て、SHOCKを観に行った。興奮して寝れなくてご飯も食べられなくて、感想文書いて、それをもとにヲタクと話した。楽しかったけど、楽し過ぎてまじで疲れた。携帯を置いた。
ふと、新入社員時代を思い出す。あぁやっぱ頑張らないと、がむしゃらにやってきた自分に失礼だと思った。頑張るなら人を笑顔にしたいと思った。トラジャの影響と、私のフォロワさんなら分かる、私の大好きな愉快な閑也担の影響だ。
どうしたら自分が納得できる場所で、精一杯人を笑顔にする事が出来るのか、その閑也担や、キスマイに落ちたばかりの先輩や、ホテルマンやら公務員やら、食品メーカーやら、一通り思い当たる職業の人達に話を聞いた。1週間で9人と話した。何故か最後の3人は、トップランカーの営業マンだった。
自分の3年後を描け。自分の30歳を描け、と言われた。何も描けなかった。マーケやら新規事業やら、勉強やら、色々な魅力的な選択肢を提示された。でも1つを選ぶ勇気なんかなかった。自信もなかった。
最後に話を聞いたのは、40手前の実業家だった。今の会社にも貴方が楽しめる方法がある。今の会社にいながら、自分でやるのも良い。転職するのも良い。決めるのは自分だよ。と言われた。
決められるのは貴方が凄い人だからだよ、と思った。貴方は凄くて、私は凄く無い。だから、何で凄いのか聞いた。理由を聞いて、貴方と私はレベルが違う事が分かれば、決める事から逃げられると思った。
何で新卒時代トップセールスを取れたんですか、と聞いた。勢いがあったから、と返ってきた。丁寧に向き不向きを考えても、勢いには敵わないんだと思った。なんだ、勢いかよ、と思った。でも本当だと思った。
だから、恥ずかしくて言った事がなかったけど、やりたい気持ちだけはめちゃめちゃある、ある夢を語った。
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自分の将来は何も描けなかったけど、やりたい事は分かっていた。実家に帰って、身体も心もボロボロで、片田舎で何も出来なくて、転職活動しては体調を更に壊してた中、何故かどうしてミュージカルが日本に根付かないのか悔しくて、調べて、気付いたらブログを再開していた。あの記事**は確か、どうしたら良いのさ。誰か教えてよ。で終わっていた。
半年後、教えてくれる人が現れた。もしかしたら、夢は実現出来るかもしれないと思った。半年間で考える力がついた。荒削りだけど、企画書を提出する先さえあれば、私担当者になれる、と思った。若者に劇場に通うのはカッコ良いと思う文化を根付かせたい。
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そんな夢を話した。何悩んでるの?やりなよって言われた。でも、私にはキャリアがない。自信も無い。考え詰めた結果、疲れてしまった。また、携帯を置いた。
考えて、満足した。と思った。このままで良いと思った。そしたらね、これまた大好きな如恵留担の姉さんの言葉が、響くのよ。30歳で肩の荷を降ろせるのは、20代ガムシャラやった人の特権だよ。もがきな、20代って。
気付いた。30歳の自分、描けないんじゃなくて、描かなかったんだって。あ、このまま行くと何も変わらない。悩み続けるって。だから、その人の言う通り、やってみる事にした。
でも魅力的な選択肢は沢山あるけど、一つを選ぶのは怖い。通用するのか分からないから怖い。だったら、全部やれば良いんじゃ無いか、と思った。
今の仕事でも挑戦したい事はある。DXを手掛けたい。/ ブログやツイートで反響を得るコンテンツを作るのが好きだ。そのまま続けろ。/ マーケティングに興味があった。勉強できるツールなら人事時代から知っている。/ 本気で転職するなら、近くにその道のプロはいる。/今の仕事も転職も怖いならやってきた仕事の箔をつける資格を取れ。/自分が制作広報の立場に立った事無いのが怖いなら、立てば良い。場ならある。
そう。私は幸にして、自分が作れる場がすぐそこにあった。起きてから連絡しようかと思ったけど、その方は仕事に出て行ってしまう。夜に頭出しだけして寝た。幸、ポストが空いてた。やるぞ、私は。プロの広告マンがゴロゴロしている公演で、制作、広報をするんだ。勉強しながらやってみる。そこでコネクションを作る。
上手くいかなかったら、時機を見ながら、鑑賞しつつ勉強しつつ、ここで発信しつつ、今の仕事で成果を出す。上手く行ったら、その世界に飛び込んで企画書出す。シンプルだ。
結局キャリア志向のOLが折れたら、残ったのはヲタクとしてエンタメを愛する心だけで。やってみなきゃ分からなくて。受け入れられたらそこで頑張るし、受け入れられなかったら、ヲタクをしながら、虎視眈々といつチャンスが来ても良い様に準備をする。
私の夢は、ステージ文化を若者に根付かせる事。そしたら、エンタメ業界にお金が入る。今苦しんでるパフォーマーにお金が入る。より良い作品が生まれる。私はそれを楽しめる。私はSHOCKよりも更に凄い日本の作品を見続けたい。そして、その主演はトラジャであって欲しい。その舞台を胸を張って、ブロードウェイなり、Hollywoodなりにプロモーションしたい。Hawaiiでデビュー会見をした嵐のその先へ。国民的アイドルのその先へ。そこにひとかじりでも食いつきたい。出来ないかもしれないけど、やってみなきゃ分かんない。
それに、何より、ヲタクは、
ヲタクと言うものは、夢を信じて
追い続けられる存在だから
ただお花畑じゃなくて
自分の利益になる様に動く
そんな存在だから
私は
ヲタクとして
自己実現をしたい。