どうも現時点でジャニヲタ歴約1年のトラジャ坦もふです!
少なくとも2020年始時点では、ジャニーズの「ジャ」の字さえも興味がなかった私でしたが、2020.01.25運命の出会いを果たし、ジャニヲタとしては充実した2020年を過ごす事ができました。
https://mofumofum.hatenablog.jp/entry/2020/05/05/225259
(実際に推しに会えたのは一度のみでしたが、配信だった分、人脈も知識も激弱な新規なりに、沢山のパフォーマンスを楽しむ事ができました。配信が無ければここまでハマっていなかったでしょう。
そんな私は、下手の横好きながら、3歳から大学3年生まで、ジャンルは変えど踊ってきました。勿論ただの一般人ではありますが、エンターテイナーやダンサーとしてどうあるべきか、等と幼い頃から長いこと考えてきたものです。
そんな中いきなりジャニーズに出会ってしまったものだから、推し、好き!!推し、かっこいい!推し、世界一!推し、結婚して!!の発狂と熱中が3分の2を占めるならば、この人達は何故、こうも人を熱狂させるのか?と常に脳内の3分の1では、冷静に考え続ける面倒なジャニヲタ期間を過ごしてきました。
そうして迎えた2度目の自粛期間。有り余る時間、何故トラジャが好きなのか、考え詰めた結果手に入れた思考力と書き下し力にて、エンタメ、パフォーマンスをこよなく愛する一般人として、この壮大なテーマに少し整理がついたので、現時点での考えを書き記していきたいと思います。
(これからもこの考えについては益々深まるでしょう。)
目次
❶ ビジュアルの追求
❷ パフォーマンス力の高さ
❸ 事務所としての強さ
1 - 露出
2 - トップ企業としての凄み
3 - 日本トップの技術力
4 - 日本最大規模の舞台裏
❹ ストーリー
1 - 過去と現在を反復させる
2 - 未来・Jr.
❺ エコシステム
1 - 横の広がり
2 - 縦の繋がり
❶ ビジュアルの追求
ここまでパフォーマンスについてのスタンスを話しながら元も子もないんじゃ、という話しなんですが、やっぱりアイドルなのでビジュアルの話から。
勿論ベースが格好良いのですが、やっぱり彼らは格好良くあり続ける事に拘りとプライドを持っています。練習と仕事がどんなにハードでも頻繁に美容院に行って、歳を重ねれば高いデパコスを使って、美容医療まで手を出したり。
そこまで努力したら人って変わるんだろうなってくらい美容面で努力してる方が多い気がします。努力の最低ラインがやっぱり高い。顔の形は整形しないと変えられないとしても、努力次第で生まれ持ったパーツを変えずしても、美しくなれるんだろうな、と思う次第です。
あとこれは、後にお話しするストーリーにも通ずるんですが、やっぱりその美貌一つとっても変わっていくんですよね。
彼らは常に努力、挑戦し続けるし、それだけでなく、人は新しいものを求めるというニーズに応じて髪色髪型をコロコロ変えたり、それとなくファンの好みを汲み取って自分の髪型を決めたり。偶に変えてみてギャップを見せたり。
アイドルなので当たり前なんですけど、まぁビジュアル面でも自己ブランディング力が凄いんですよ。というかすごい人しか残らないんですよ。厳しい世界なんで。恐らく。
(前提として筆者はジャニーズ以前もどこのアイドルにもハマった事がないので、何故ジャニーズが好きなのか、という切り口で書いていますが、アイドルに共通して言えるものなのかもしれません。悪しからず。
❷ パフォーマンス力の高さ
はて、パフォーマンス力高かったっけ?と思ったあなた。2019年までの私も含まれています。
正直これに関しては基準をどこに持っていくか、そして後述のストーリーとも関わりが深いのですが、これまた自論を話していきますね。
そもそも前提としてアイドルは歌手でもダンサーでもありません。歌、ダンスの様な特定のパフォーマンスに特化する事を求められる職業ではありませんが、それらを使ったパフォーマンスを中心に人を魅了する事が求められる職業です。"魅了する"のが、アイドルの仕事です。
アイドルはパフォーマンス以外にも、タレントとしてバラエティに出演したり、モデルとして雑誌に登場したり、インフルエンサーとして広告に起用されます。
しかしながら、事務所に身を置きながら、レーベルに属する身として、そしてグループとして、今もまだ認知度を図る上で、根強く指標となる茶の間に影響を与えるには、やはり音楽番組でのパフォーマンスが本当に本当に大事なのです。
どんなにファンに人気があっても、そこでのパフォーマンスが悪ければ叩かれますし、何よりも他の歌や演奏、ダンス等に特化した数々のアーティスト達のパフォーマンスの中で爪痕を残さないといけない。
そうなった時に、やっぱりパフォーマンス力は高くあるべきですし、ビジュアルや人気だけでなく、一定のパフォーマンス力が無ければデビューが難しいというのが現状です。
また、パフォーマンス力に人気が付いてきているというのも、確実に言える事だと思っています。(私もパフォーマンスから入りました。)
若干15歳にして、SnowManへ電撃加入したラウールも、神から与えられた長い四肢を持つ抜群のスタイルと、彼の実力、センス、努力によって得た圧倒的なダンススキル、そして何よりもオーラ。抜擢には気に入られる必要があると思いますが、優秀な人材の中で気に入られるにはそれだけの実力があるという事です。
勿論全員のスキルが圧倒的に高いグループもあれば、濃淡のあるグループもあります。そしてまた、ビジュアル同様彼らのパフォーマンススキルは日々進化していきます。
若ければできる事が増え、歳を重ねればそれだけ魅力を増す。是非もう一度ジャニーズのパフォーマンスを見てみてください。アイドルとしてのパフォーマンス力、高いでしょ?
❸ - 1 事務所としての強さ - 露出
これはもう言うまでもなく、なのでさらっと行きますが、ジャニーズ、露出多いですよね。事務所として強い。紅白の白組とか、年末の歌番組とか半分ジャニーズですよね。強い。露出の多さは知名度につながります。知名度って結局何かというと、名前を知られる。つまり刷り込みだと思うんですよ。
(日本人にとって知名度が重要なのは、さもありなん、です。皆が好きなら、好き。好きではなくても知ってるかとは思います。某鬼のアニメとか、某最新SNSとか。
"有名"人がより多くの人に知られ、より多くの人の心を動かしていると認識しています。)
例えばよくCMで顔を見る子、顔を知ってるが、名前を知らない子がたまたま音楽番組に出てた。グループ名を知る。顔が可愛いだけじゃなくて、案外踊れるのね!名前が出てくる。名前を覚える。は〜ん○○君、良いね。つぎの番組、バラエティ、○○君ゲストなの!ドラマにも出るし、この子面白いのね!そうこうしてるうちに、○○君の出てるグループの冠バラエティ始まったのね!売れてるね。見ようかしら。こうなる訳です。事務所、強い。
あとは、CDの売り方も凄いよね。特典色々付けたり、受注生産にしたりね。まぁ売り方については好き嫌いと関係ないと思うので、これは省きます。ヲタクは、売られたものは全種類買うさだめなので、、、(勿論理性を維持したヲタクは、財布をコントロールし、一部しか買わない事もあり得ます。)
❸ - 2 トップ企業としての凄み
勿論売り込みやタレントとしての能力の高さはありますが、それだけでなく、やはり一トップ企業としての凄みを感じます。
勿論最近厳しくなってきたタレント不祥事への対応といったネガティブなコンプライアンス的観点が目立ちますが、それ以外のコロナ禍や災害等に対する積極的なチャリティ活動という意味では、CSRの観点もばっちしですし、何となくチャラチャラした企業体のイメージも、一実力のある企業に見えてくる訳です。
(タレント1人1人には直接関係ありませんが、何故ジャニーズが好きなのか、と言う観点から、悪いイメージを払拭するという意味で説明させて頂きました。)
あとはやはり何よりもその独自性、先進性ではないでしょうか。分かりやすいグループ名等の独特な()センスはさておき、何事にも特に演出の観点から、常に日本のトップを走っていると思います。常に新しいものを取り入れるのはどの企業にとっても重要な要素ではありますが、(今流に言うとサステナブル経営ね)、ジャニーズはトップ企業としてその新しい技術を試し、一般に普及させるまさにリーディングカンパニーとしての立ち位置を担っていると思います。
❸ - 3 日本トップの技術力
配信技術もそうです。年末の嵐の配信LIVEは多くの方が見られたのではないでしょうか。もし見られていない方も、もしかしたらDVD化されるかもしれないので、その場合は是非お近くの嵐ファンに借りてみてください。あのLIVEには日本の最新かつ最大規模のLIVE配信技術が詰まってました。技術はエンタメをこんな風に届けることが出来るのか、といった正に夢に描く未来的な世界観です。数年続くと言われているコロナ禍の中で、あの最新の技術はいつしか、スタンダードになっていくでしょう。ジャニーズの技術力は未来を、そして夢を見させてくれるものだと思っています。
❸ - 4 日本最大規模の舞台裏
皆さんは東京ドーム規模のLIVEの舞台裏を見た事がありますか?一度ステージに上がった者は誰しも見たい世界をジャニーズは見せてくれます。
テーマパークのトップがディズニーなら、規模の大きさで言えばアイドルのLIVEのトップは紛れもなくジャニーズです。演出も本当に凄い。
大道具という表現を超え、機構と呼ばれます。あの大きなステージをjr.のうちから駆け回れる環境。それは一流のエンターテイナーを育てる訳です。
舞台裏をチャリンコで駆け抜け、上手と下手を移動。床下をスケートボードで走る。舞台裏の滑り台から滑る。アリーナの天井から吊られる構造物で床に降りていく。ドームの天井に浮かぶ気球に乗って登場する。ドームの天井に釣られ、光を発しながら、360°縦回転する。
アトラクションじゃありません。演出です。凄い演出のリハ風景を見られます。堪りません。
❹ ストーリー
今までは割と一般的(?)な話をしてきましたが、ここから一歩踏み込んで、何故そこまで根強いファンを沢山生むのか、について着目していきたいと思います。
ジャニーズの誰かにハマる時、大多数の方にはストーリーが関係してくると思っています。皆さんも大抵誰かに思い入れをする時は、その人のバックグラウンドや、その人の思い描く先への共感があるのではないでしょうか。
中にはアイドルなんだからキラキラしてれば良いんだよ。バックグラウンドなんか見せるな。という方もいらっしゃいます。しかしながら、ジャニーズがジャニヲタという強固なファンを持つ由縁は、このバックグラウンドの見せ方にあると思っています。
タレント一人一人、グループ単位、そして事務所としてのバックグラウンド(過去)、パフォーマンス(現在)、目指す姿(未来)という時間軸としてのストーリー。
❹ ストーリー - 過去と現在を反復させる
中でも過去、特に舞台裏を見せられると、例え自らのビジュアルとパフォーマンス能力がジャニーズのタレントとかけ離れていたとしても、本番までの苦悩、努力と言った姿は自分と重ね合わせて、熱い思いを抱いてみてしまう訳です。これはダンスではなかったとしても、何かに打ち込んだ経験を持つ人、そして現在進行形で打ち込んでいる人全員に、響くのではないかと思います。
そうすると、今までは他のダンサーやアーティストと比べていたはずが、いつの間にか比較の対象が自分に変わり、あぁ、なんて彼らはパフォーマンス力が高いんだ。と気付かされることになります。
あと単純にアイドルはダンスも歌もビジュアルも愛嬌も喋りも求められるから、オールマイティで凄いよね。
次に現在。白鳥は水面下で必死に足を動かしていると言われますが、アイドルもそれは同じ。まぁそれはそれはジャニーズのステージは、演出や衣装も含めたビジュアルやスキル的に眩いものです。しかしながら、過去の頑張りを知ったうえで見るパフォーマンスはより輝いて見えるでしょう。
「知れば知るほど沼」とは、まさにこの為にある言葉です。
更に個人的にずるいなぁと思うのは、この眩いパフォーマンス後に、舞台裏を見せるドキュメンタリーを放送するんです。
あの時あんなに輝いてたのは、こんな努力があったんだね!🥺とか、あの時あんなに輝いてたのに、怪我、してたんだ!頑張ったね😭 怪我、気付かなかった!流石プロだ😭とか。
気づかなかったのは細かく見れてなかったんだな、、もう一回見たい!とか、今度からもっと細かく見よう!といった気持ちに繋がるわけです。
そりゃLIVE映像も何回も見たくなりますよね!
❹ ストーリー - 未来・Jr.
最後に未来。
デビューしたグループとしての未来、つまり、目標は個人の活躍、グループとしての知名度や影響力の向上等にあるかと思います。また、スタンスとしては、より多くの人を幸せに、といったところでしょうか。(きっとトラジャがデビューしたらここをより深く語れる様になります。)
ここで、ジャニヲタの中で確固たる一つの言葉をご紹介します。
「jr.の沼は深い。」
これは、どういう事かというと、先程の通りデビューしたグループの目標は比較的抽象的なのですが、jr.はCDデビューという強烈な目標がある為に、ファンはグループをデビューさせる為、必死に応援するという事です。
他のグループのデビューが決定したら涙を流し、(自分の応援しているグループのデビュー時期が遅れたり、可能性が低くなったりするからです。)、応援しているグループのデビューの為、切に応援する訳です。
そしてデビューを取り巻くドラマに益々のめり込んでいくのです。(個人の見解です。)
勿論デビューしたとして、CDの売上枚数、紅白の出演等、並々ならぬプレッシャー、分かりやすい数字があります。
しかしながら、CDデビューというのは、アイドル人生を左右する大きな大きな壁なのです。
ジャニーズではCDデビューをするまで、ジャニーズjr.となる訳ですが、実に実に厳しい世界です。
分かりやすく言うと、デビューさえすればレーベルに所属し、定期的にCDを出し、グループとしてプロモーションの為音楽番組などに出演し知名度や、ある程度の職も保証されますが、jr.は本当何も保証されない。
不祥事が起きれば即刻首を切られ、HPから名前を消されるし、仕事に呼ばれなくなる事なんてザラにある。ジャニーズ事務所のオーディションに合格はなく、次の仕事に呼ばれるか、呼ばれないか、それだけ。
そんなjr.でもYouTubeチャンネルを持ったり、LIVEをしたり、オリジナル曲を持ったり、メディア露出をします。もし、そんなjr.のパフォーマンス、そしてその努力する姿、ストーリーに心を奪われてしまったらどうしましょう。
もう、彼らがアイドルでい続けられる為、自分が彼らのアイドル姿を拝み続ける為に、応援するしかなくなってしまう訳です。グループの人気は数字で判断されます。jr.ファンは戦争です。(比喩です。)
❺ エコサイクル - 横の広がり
自分のグループにデビューして欲しくてしょうがないJr.ファンだとしても、色んな子が視界に入ってくる世界です。
Jr.としてLIVEをする時は、基本的には合同LIVEですし、Jr.ファンの教育番組ことザ・少年倶楽部(勝手に名付けました。ごめんなさい。)には、沢山のJr.が出演します。Jr.が載っている雑誌を見れば沢山のJr.が出てきますし、もう、覚えてしまう。そういうものなのです。覚えた方が楽しいし。
小さい子が頑張ってるのはそれで応援したくなるし、子役好きとしては堪らないし。こうしてどんどん好きな子が自然に増えていく世界なので、もし仮に(悲しいことに)特定の誰か、グループに飽きてしまったとしても、すぐそこに新しい魅力的な子たちが待ち構えている環境なのです。
❺ - 2 縦の繋がり
縦の繋がりが兎に角強い。V6のJr.時代の衣装を今の高校生Jr.がお古で使っています。
Jr.は基本的に先輩の曲でパフォーマンスをします。LIVEもメインは先輩のコンサート/ツアーのバックです。そうすると遡って先輩のLIVE DVDの中から小さく映る姿を探したり、先輩の曲を一生懸命覚えたりする訳です。これはJr.ファンがデビューしたグループに対し、知見を広げる例でしたが、勿論逆も然りです。
LIVE時にバックについたjr.に一曲パフォーマンスの時間をあげたり、名前を紹介したり、jr.はjr.で必死に先輩ファンの前で踊り、視界の隅に飛び込み心を奪っていく営業活動をする訳です。まるで某塾大学の様な縦の繋がりの強さですよね。(偶にjr.が更に小さいjr.をバックにつける、なんて事もあります。
気付いたらどんどん好きなグループが増え、気付いたらどんどん覚えている、これがジャニーズの世界なのです。
ざっとこんな感じでまとめてみました。まだジャニヲタ一年生の身分なので、なんて浅い考察なの!という感想かと思いますが、ご容赦ください。
最近新たに布教するにあたり、ジャニーズってね、こんな場所なんだよと説明する機会が多かったもので、知り合いに布教してきた言葉を纏めて、書かせて頂きました。
お粗末様でした!
近々トラジャのダンス以外の魅力についても書き起こそうと模索中です。是非トラジャこと、トラビスジャパンの事も覚えて帰ってください!!(先輩MC風